八月の読書日記。好みとしては米澤穂信、恒川光太郎がお気に入り。ミステリ、推理が割と好き。自分から手を出すことは少ないが、推されると弱い。基本的に濫読派。 不定期更新です。キーワードは『宵の徒然』
しばらく前に無料アップデート期間が終わったWindows10ですが、ついに私の手元にもWin10マシンが来ました。
と言っても、Win7とか8とかをアップグレードしたわけではなく、中古PCにWin10をインストールしたマシンを新規に買ったのでありました。
よかったWin10機が買えて。今更Win8を買って有償でアップグレードとか費用が掛かりすぎますし、かといってWin8を使い続けられる気がしない。
自宅のコンピュータはMacintoshで、そろそろ5年が経とうかというMacBookProなんだけど、当たり前に現役。
Mac使ってやることと言えば動画見たりネットしたりOffice使ったりという程度のこと。
実はかなりスペックの高いモバイルコンピュータなんですが、やってることは携帯でもできるようなこと……
せっかくのMacBookを全く活かせてないわけなんですが、そこはご愛敬ということで一つ。
ではなぜWin機を買ったのかというと、偏にMS Officeスイートが一つ、Accessの勉強がしたかったかからというわけなのでした。
Officeの基本的なアプリケーション群はIntel Macで問題なく動くんですけどね。Office for Macで卒論買いたしプレゼンもしたし。しかし、ことAccessに限ってはOffice for Mac にはバンドルされていなくて、どうしても職場で触るかなんならネカフェにでも行かなければ触れないという……
ネカフェのPCにAccessなんて入ってるのか?
MS Office Accessってご存知ですか?
私は去年だかに初めて聞いて、それまでは全く知りませんでした。学生のうちに触る機会はなかったし、Office Personalとかではバンドルされていないソフトですしね。個人向けではない、業務用のソフト。
というわけで研修に行ったり、テキスト読んで知ったことを書いてみる。
一言でいうとデータベースを管理するソフト。
例えばExcelで販売売上表とかを作って管理していたとします。いつ、だれに、何を、何個、いくらで売ったのかを表にしていく。もしかしたら、代金回収はしたのか・まだなのか、現金払いか・クレジットか・振り込みか、店頭販売か・通信販売か、手渡しか・郵送か、発送先はどこなのか、いつ発送なのかなどなど、一つの注文に様々な情報がくっつくことになるかもしれません。
これが数件、数百件、数千件程度なら何とかExcelでも可能でしょう。
Excelはぶっちゃけなんでもできるソフトで、レコードが一万数千件になってもデータ管理は可能です。数式を当て込んで簡単に請求書や送付書を作成することも可能。
ただ、とにかくファイルの容量が大きくなるし、それにしたがって動作も悪くなっていく。というのが最大の欠点。
そういう問題を解決するのがAccessということです。テーブルと言われるExcelシートのようなものにレコードを格納していき、クエリと呼ばれるフィルタ機能のようなものでデータを管理する。特に、Excelのフィルタ機能はレコードがある程度多くなると全然動かなくなるから、対象のデータだけ引っ張り出すクエリ機能の果たすところは非常に大きい。
テーブルはExcelシートに似ているデータの格納場所なのですが、
AccessのExcelと大きく違うところは、テーブルはなるたけ細分化して作りこんでおくことで真価を発揮するというところでしょうか。
Excelで売り上げ管理表を作るのならば、左端に番号でも振って、右に右に内容を継ぎ足していく形になると思います。
NO. 日付 品名 取引先 金額
1 2016/08/08 ノートパソコン Amazon 47,300
といった具合。
これが例えば、Accessだと
【テーブル:売上管理】
No. 日付 品名 取引先 金額
1 2016/08/08 01 01 47,300
【テーブル:取り扱い品名】
No 品名 金額
01 ノートパソコン 47,300
【テーブル:取引先】
No. 取引先 住所 電話番号
01 Amazon どこそこ なんばん
という構造になる。
これを必要に応じて
1 2016/08/08 ノートパソコン Amazon 47,300
こう呼び出して履歴を見たり。
どこそこ Amazon 御中 ノートパソコン一台
と呼び出して納品書を作ったり、値段を呼び出せば請求書を作ったり、ということをする。
というわけ。
これのなにがいいかっていうのは、レコード数が大量になったとき、あっちにもこっちにも「Amazon」とか「ノートパソコン」って書いてあるんじゃなく、指定された情報を呼び出してるため、無意味にデータが重複しないというところですね。たかだか「ノートパソコン」という文字列が何バイトなんだよって話は置いといて。数千数万というレコードを管理するわけだし、塵積なんとやら。
また、カタカナやアルファベットの全角半角表記のズレとか、表記ゆれを防ぐこともできる。ちょっと表記ゆれがあるだけで検索性は格段に下がりますからね……
クエリっていうのが、その情報を呼び出す設定みたいなもの。
例えば、「注文受付日」欄に日付が入って、「発送日」に日付が入っていない商品があった場合、それは「未処理」ということになります。これをExcelで行うとフィルタ機能を使って「注文受付日」の空欄以外を選択して「発送日」の空欄を選択して絞り出すと「未処理」を取り出せる。
Accessでは、その「『注文受付日』に日付が入り、かつ『発送日』に日付が入っていないものを取り出す」というクエリを作っておいて、それに「未処理」と名前を付けられるわけです。
未処理を出す程度ならフィルタで簡単だけど、もっと条件が複雑になると、今は何のデータを見ているのかわからなくなったり、再現できなくなったりと大変なことに。
数学の「論理」の単元で「且つ」とか「または」っていうのをやったと思うんですけどその論理式を使って条件を設定する、という機能なんです。
「発送日」の日付を指定してその日付が入っている「商品名」と「取引先」を取り出して送付表を作るという動作もあらかじめ決めておけばワンクリックで解決!
とまぁ、すごいやつらしい。
これを勉強して使えるようになってどうにかこうにか仕事に活かしたいところなんですけど、就業時間中にそんなことしてる暇もないし、しかしMacにはAccessないしでわりと詰んでました。というのが去年のこと。
それが今年に入ってからか、Mac Officeが2011から2016へアップデートされ、それに結構心惹かれてました。Office2011で特に不満とかないんだけど、仕事やプライベートでもOfficeを使うことはかなり多いので。
そこで候補に挙がったのがOffice360 Soloを契約することだったんだけど、それは「MacとWindows2台にインストール可能」というもので、Mac一台だけにインストールしても明らかにもったいない。Office360 Soloには目的のAccessもバンドルされているけどMacにはインストールできない……
こりゃもうWin機買うしかねぇよ! ということで本機の購入と相成りました。じつはこれ、実家にあったものと同じもの。なのでどんなものか大まかな目途はついていたので安心して購入。
デザインがいい!! 以上!!それだけ!!
それだけで買ったものですが、360度開けてタブレットのようにできるとか、その時の「タブレットモード」というタッチパネル主体で機能するモードが思いのほかWin10と相性がよくてなかなかいいですね。Microsoftが目指してたデスクトップとモバイルの統合とはこのことだったのか。
メーカー直販でなく、中古(新品箱なし)のアウトレット品なのですが、Office2007 Professional Plusインストール済みということで、Accessもプリインストールされていました。ということでOffice360の契約は不要!
あまりなじみのないUSキーボードですが、文字入力には影響はほとんどないし、むしろJISキーよりちょっとカッコよくて気に入ってる。
意外といい買い物になったかも。
ツイート
と言っても、Win7とか8とかをアップグレードしたわけではなく、中古PCにWin10をインストールしたマシンを新規に買ったのでありました。
よかったWin10機が買えて。今更Win8を買って有償でアップグレードとか費用が掛かりすぎますし、かといってWin8を使い続けられる気がしない。
自宅のコンピュータはMacintoshで、そろそろ5年が経とうかというMacBookProなんだけど、当たり前に現役。
Mac使ってやることと言えば動画見たりネットしたりOffice使ったりという程度のこと。
実はかなりスペックの高いモバイルコンピュータなんですが、やってることは携帯でもできるようなこと……
せっかくのMacBookを全く活かせてないわけなんですが、そこはご愛敬ということで一つ。
ではなぜWin機を買ったのかというと、偏にMS Officeスイートが一つ、Accessの勉強がしたかったかからというわけなのでした。
Officeの基本的なアプリケーション群はIntel Macで問題なく動くんですけどね。Office for Macで卒論買いたしプレゼンもしたし。しかし、ことAccessに限ってはOffice for Mac にはバンドルされていなくて、どうしても職場で触るかなんならネカフェにでも行かなければ触れないという……
ネカフェのPCにAccessなんて入ってるのか?
MS Office Accessってご存知ですか?
私は去年だかに初めて聞いて、それまでは全く知りませんでした。学生のうちに触る機会はなかったし、Office Personalとかではバンドルされていないソフトですしね。個人向けではない、業務用のソフト。
というわけで研修に行ったり、テキスト読んで知ったことを書いてみる。
一言でいうとデータベースを管理するソフト。
例えばExcelで販売売上表とかを作って管理していたとします。いつ、だれに、何を、何個、いくらで売ったのかを表にしていく。もしかしたら、代金回収はしたのか・まだなのか、現金払いか・クレジットか・振り込みか、店頭販売か・通信販売か、手渡しか・郵送か、発送先はどこなのか、いつ発送なのかなどなど、一つの注文に様々な情報がくっつくことになるかもしれません。
これが数件、数百件、数千件程度なら何とかExcelでも可能でしょう。
Excelはぶっちゃけなんでもできるソフトで、レコードが一万数千件になってもデータ管理は可能です。数式を当て込んで簡単に請求書や送付書を作成することも可能。
ただ、とにかくファイルの容量が大きくなるし、それにしたがって動作も悪くなっていく。というのが最大の欠点。
そういう問題を解決するのがAccessということです。テーブルと言われるExcelシートのようなものにレコードを格納していき、クエリと呼ばれるフィルタ機能のようなものでデータを管理する。特に、Excelのフィルタ機能はレコードがある程度多くなると全然動かなくなるから、対象のデータだけ引っ張り出すクエリ機能の果たすところは非常に大きい。
テーブルはExcelシートに似ているデータの格納場所なのですが、
AccessのExcelと大きく違うところは、テーブルはなるたけ細分化して作りこんでおくことで真価を発揮するというところでしょうか。
Excelで売り上げ管理表を作るのならば、左端に番号でも振って、右に右に内容を継ぎ足していく形になると思います。
NO. 日付 品名 取引先 金額
1 2016/08/08 ノートパソコン Amazon 47,300
といった具合。
これが例えば、Accessだと
【テーブル:売上管理】
No. 日付 品名 取引先 金額
1 2016/08/08 01 01 47,300
【テーブル:取り扱い品名】
No 品名 金額
01 ノートパソコン 47,300
【テーブル:取引先】
No. 取引先 住所 電話番号
01 Amazon どこそこ なんばん
という構造になる。
これを必要に応じて
1 2016/08/08 ノートパソコン Amazon 47,300
こう呼び出して履歴を見たり。
どこそこ Amazon 御中 ノートパソコン一台
と呼び出して納品書を作ったり、値段を呼び出せば請求書を作ったり、ということをする。
というわけ。
これのなにがいいかっていうのは、レコード数が大量になったとき、あっちにもこっちにも「Amazon」とか「ノートパソコン」って書いてあるんじゃなく、指定された情報を呼び出してるため、無意味にデータが重複しないというところですね。たかだか「ノートパソコン」という文字列が何バイトなんだよって話は置いといて。数千数万というレコードを管理するわけだし、塵積なんとやら。
また、カタカナやアルファベットの全角半角表記のズレとか、表記ゆれを防ぐこともできる。ちょっと表記ゆれがあるだけで検索性は格段に下がりますからね……
クエリっていうのが、その情報を呼び出す設定みたいなもの。
例えば、「注文受付日」欄に日付が入って、「発送日」に日付が入っていない商品があった場合、それは「未処理」ということになります。これをExcelで行うとフィルタ機能を使って「注文受付日」の空欄以外を選択して「発送日」の空欄を選択して絞り出すと「未処理」を取り出せる。
Accessでは、その「『注文受付日』に日付が入り、かつ『発送日』に日付が入っていないものを取り出す」というクエリを作っておいて、それに「未処理」と名前を付けられるわけです。
未処理を出す程度ならフィルタで簡単だけど、もっと条件が複雑になると、今は何のデータを見ているのかわからなくなったり、再現できなくなったりと大変なことに。
数学の「論理」の単元で「且つ」とか「または」っていうのをやったと思うんですけどその論理式を使って条件を設定する、という機能なんです。
「発送日」の日付を指定してその日付が入っている「商品名」と「取引先」を取り出して送付表を作るという動作もあらかじめ決めておけばワンクリックで解決!
とまぁ、すごいやつらしい。
これを勉強して使えるようになってどうにかこうにか仕事に活かしたいところなんですけど、就業時間中にそんなことしてる暇もないし、しかしMacにはAccessないしでわりと詰んでました。というのが去年のこと。
それが今年に入ってからか、Mac Officeが2011から2016へアップデートされ、それに結構心惹かれてました。Office2011で特に不満とかないんだけど、仕事やプライベートでもOfficeを使うことはかなり多いので。
そこで候補に挙がったのがOffice360 Soloを契約することだったんだけど、それは「MacとWindows2台にインストール可能」というもので、Mac一台だけにインストールしても明らかにもったいない。Office360 Soloには目的のAccessもバンドルされているけどMacにはインストールできない……
こりゃもうWin機買うしかねぇよ! ということで本機の購入と相成りました。じつはこれ、実家にあったものと同じもの。なのでどんなものか大まかな目途はついていたので安心して購入。
デザインがいい!! 以上!!それだけ!!
それだけで買ったものですが、360度開けてタブレットのようにできるとか、その時の「タブレットモード」というタッチパネル主体で機能するモードが思いのほかWin10と相性がよくてなかなかいいですね。Microsoftが目指してたデスクトップとモバイルの統合とはこのことだったのか。
メーカー直販でなく、中古(新品箱なし)のアウトレット品なのですが、Office2007 Professional Plusインストール済みということで、Accessもプリインストールされていました。ということでOffice360の契約は不要!
あまりなじみのないUSキーボードですが、文字入力には影響はほとんどないし、むしろJISキーよりちょっとカッコよくて気に入ってる。
意外といい買い物になったかも。
PR
コメントを書く
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
プロフィール
HN:
八月
性別:
非公開
職業:
大学生
自己紹介:
最新記事
(07/22)
(06/11)
(03/22)
(10/07)
(03/31)
カテゴリー
最新CM
[11/01 stars of death edible]
[10/12 Danielles]
[10/12 Petersah]
[10/02 Raymondexews]
[09/26 Raymondexews]
最新TB
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター