※※記録/回想※※ 出来事のお話 忍者ブログ
八月の読書日記。好みとしては米澤穂信、恒川光太郎がお気に入り。ミステリ、推理が割と好き。自分から手を出すことは少ないが、推されると弱い。基本的に濫読派。  不定期更新です。キーワードは『宵の徒然』
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三回目の参加となった米澤穂信先生のサイン会。ついに直木賞を受賞した先生に直接直木賞受賞のお祝いを述べることができる絶好の機会だ。
本自体はまだ買っておらず、むしろ文庫になってから買うつもりの不真面目なファンであったので、抽選に当たった時は素直に嬉しかったが少し気が咎める思いもあった。

だが、振り返ってみれば2014年に参加した『満願』サイン会も、2019年『Iの悲劇』のサイン会もその本はまだ読んでいなかった。
ところで、抽選に当たったことを知らせるメールには「レジで対象の書籍を購入し、参加券をお受け取り下さい」と書いてあるが、既に対象書籍を買っていた場合、二冊目を購入することになるのだろうか。一冊目をその本屋で買っていたとしても?
前二回の参加時のことをよく覚えていない。今回は買っていなかったので素直に対象書籍を買ったが、『満願』も『Iの悲劇』も自宅に二冊目があるわけではないので、きっと当日に買ったに違いないのだ。

なので、『満願』も『Iの悲劇』もサイン本をありがたく読んだに違いない。
今回の『黒牢城』もありがたく読むことにしよう。

ところで、二度目参加のサイン会後に読んだ『Iの悲劇』はかつて文芸誌で各話掲載されていた連作短編ということだ。ではあるが、書き下ろしの話を追加することで、各話の「小さな謎」が実は、一つの意志としての形を見せる「大きな謎」に包含されていたことがわかるという構成になっている。
その各話掲載されていたという事柄に由来する面もあるのかもしれないが、各話のタイトルがめちゃくちゃによくて、特に、それを包含した先にある表題『Iの悲劇』(と、何よりも最終話タイトル)が、読後振り返ってみて鳥肌が立つほどの連作短編を象徴するタイトルとして秀逸なものとなっている。

そのほかにも先生の作品群は読後にタイトルを確認して打ちのめされる、思わず涙ぐむ、そういった物が多くある。
『二人の距離の概算』なんかは十重二十重に意味を持たされた特に狙いすまされたタイトルなんだ……
が、その最終話のタイトルが、一見ほろ苦い青春文学に、一筋の希望というか、望みを賭けるようでグッとくるのである。
ほかにも出落ちの『あきましておめでとう』とかね。(こいつ<古典部>の話ばっかりだな。)
『犬はどこだ』のタイトルも秀逸すぎるし、『さよなら妖精』なんで言わずもがななのである。

前回の参加が『Iの悲劇』だったこともあって、特にそれを強く意識したため、直木賞受賞のお祝いと共に、その感想を先生にぶつけることにした。
『黒牢城』も深淵な各話タイトルが並んでいてとても楽しみです!! と。


先生も思ったに違いない。「まだ読んでないんかい!!」



改めまして、第166回直木賞受賞おめでとうございます。噛み締めて読みます。

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自分も、そして読者も(いればの話だけれど)存在を忘れかけているのではないかと思われるこのブログも、一時期はnoteに移行しようかなんて言っていたのもはるか彼方。
最後の更新が2019年と言うことなので、2年間以上まるまる放置していたことになる。
それを唐突にこうして書いているのは、お察しの通り新しいガジェットアイテムを買ったから。ほんとキーボード叩きたいときにブログ更新っていうのはいい方法だな。
ただカチャカチャやるだけでもまぁ用は足すけど、それだとミスタイプがどれぐらい出るかとか、みたいな打ちやすさはよくわからないし。

というわけで今回手に入れたガジェットアイテムというのがこちら。
↓HKW.メカニカルキーボード
https://www.amazon.co.jp/dp/B01NARSLA9/ref=cm_sw_r_tw_dp_Z6SN17CT3NRRQS0PTQR1
タイプライタ風でキー一つ一つにLEDライトがついてて光るっていうちょっとジョークグッズっぽいキーボードなんだけど、ロジクールのPOP KEYSを電気屋の店頭で見てから、「タイプライタ風のキーボードっていいな」と思ってしまったので、それっぽいキーボードを探していたところで見つけたなかなかわいいやつ。
↓Logicool POP KEYS
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/products/keyboards/pop-keys-wireless-mechanical.html

なんでPOPKEYSを買わなかったのかというと、丸いキーを上から見るとその下の四角い枠が見えるのでデザイン的にどうなん? と思ってしまったのであった。無線のメカニカルキーボードとはいえ安くないお値段するし。
そこで見つけたHKW.のタイプライタ風のメカニカルキーボードなんだけど、上記Amazonのリンクを見ていただければわかるように、有線のキーボードにしては10,000円ってそれなりのお値段がする。
無線のPOPKEYSと同じか、109キーにいたってはむしろ高いまであるよ。メカニカルキーボードってやっぱ高いのか? 上を見ればきりがなく、めちゃくちゃ高いキーボードも世の中にはあるんだね……リアルフォースとか……

キーボードに10,000円って出せる?
こだわらなければ1,000円台から買えるのに個人的には出せないかな……

と書いたところで、大学生のころiPadでレポート書くためにApple Magic Keyboard買ったなと思い出す。その時はまだ乾電池のモデルしかなかったんだ。懐かしい。そいつはJISキーボードで現在も普通に現役なのでMacBook AirはUSキーボードを心置きなく買えたんだよね。
Magic Keyboardは普通に10,000円を超えてくるので、「キーボードに10,000円も出せない」とかどの口がという感じではある。

だだまぁ、うちにはWin機は職場から貸与されたものしかなく、外付けキーボード買ってもリモートワーク時しか使わないので、やっぱり10,000円は出せないよね。
と思っていたけれど、最近の時世によってうちの職場でも週1でリモートワークをするようになって(それでも傍目にはかなりの低頻度みたいだけど)、貸与されているノートパソコンの使用頻度もかなり増えてきた。

そこでノートパソコンの出番なんだけど、キーボードがめちゃめちゃ使いにくい!
特に、バックスペースのすぐ右にNamlockがあるのがよくない。キーボード自体が狭いせいでバックスペースと間違えてめちゃめちゃな頻度で押してしまう。
消してるつもりで消えないどころか、ノートパソコンに頑張ってついてるせっかくのテンキーが効かなくなるので、効率がガタ落ちする。

ということで、やっぱり外付けのキーボード欲しいな。欲を言えばタイプライタ風のやつ欲しいな。でも10,000円は高いな。

と言う訳で、ぎりぎりボーダー上でアウトだったこのHKW.のメカニカルキーボード。
最初に見かけたのはAmazonなんだけど、どういうことか公式らしい商品ページが見つからない。
ただレビュー記事なんかは探せば出てくるし、それなりに使える代物らしい。ただ10,000円のボーダーが立ちはだかる。

そこでヤフオクで探してみたら定期的に出品がある。ストア出品が多くて8,000円程度。中古品の販路の一つなんだろう。
と思いながら数か月間くらいなんとなく眺めていたら、個人出品もたまにされてる。一度入札してみたけど落札はできず、5千数百円で終了。なんだ、ストア出品の8,000円はちょっと足元見てるな。
それで今回、個人出品のこいつを見つけた。やっぱりスタートは2,000円とかなり安い。
これはきっと買ったはいいけどいらねってなった個人の中古品なんだなと理解して入札。キーボードはよく触るものなので、中古品っていうのは少し気持ちが悪い気もするけど、職場のキーボードだって新品を与えられてるわけじゃないしね。メカニカルキーボードなので、キーを外して除菌ウェットティッシュで拭うのも不可能じゃないし。
結果として送料含め6,000円しないで落札した。

落札したもの束の間、発送連絡もないままゆうパックでご到着。配達記録を確認すると発送は到着当日の午後。なんていう速度なんだゆうパック。

開けてみると、これどうも新品のような気がする。
背面のラベルに擦り傷は少しあるけど新品の品物でもこれくらいはよくあるし、なによりキーボードに皮脂がまったくついてないように見える。キートップの銀のリングにも指紋みたいなものは全くついてない。というか箱の封緘も開けられてない。もちろん前のオーナーがちゃんと封緘した可能性はかなり高いけど、外箱にはテープをはがした跡が全くないし……

これはもしかしてかなりラッキー?

まぁラッキーってことでいいね!
公式サイトもないし、メーカーサイトもないし、Amazonとヤフオクで出回ってるつくづくよくわからない販路のこのキーボード、デザイン重視のためか謎の変則配列だけどパソコンからはJISキーボードとして見えているみたいでちゃんと使えるし、丸形タイプライタ風のキーに青軸のメカニカルキーボードがカチャカチャと音を立てるのがとてもいい感じ。

個人的に静音マウスとかあんまり好きじゃない(けどなんか持っているマウスは2つとも静音だ)し、店頭で静音の赤軸キーボードを触っても「なんかコスコスする感じがよくないな」と思う方なので、青軸のクリック感と音は個人的にかなりいい感じ。

これはかなりいい買い物をしたかもしれない。
次のリモートワークがちょっと楽しみだ。

最近個人でパソコンを持つのって何の意味があるんだろうってよく考えるんだけど、フルサイズキーボードで文章が打てることは思考を整理するにはとてもとてもとても都合がいい。
iPhoneのスワイプ入力だってかなり使いやすいけど、やっぱキーボードには適わない。
幸い、こうして思考を整理しながら吐き出す場所はあるわけだし、もうちょっとブログ更新してもいいのかな。
そういえばこのブログは読書の記録や感想の場として設けたはずなんだが、最近は読書すらしてない。もうちょっと初心に戻ってもいいのかも知れない。

ところでこのキーボード、メカニカルキーボードだからか、キーがかなり高い上に、キーボードの台座自体がかなり高くて手首があっという間に痛くなる。
漫画をリストレスト代わりにすると奥行もあっていい感じだけれど、リストレストも用意するかなぁ

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ブログをブログとして書くよりもnoteにでも書いた方が読まれるんじゃないかなどと言っては見るものの、とりあえず現状のままで久々の更新。

MacBook Airを買いました(報告)
このブログも気づいてみたら自分のアップル製品に変化が起こった時に書くもののような感じになっているけれど、別にそういう意図はない。
単に動作確認でもしようかと言った時にキーボードぱちぱちするにはブログ更新が一番適しているので、いつの間にかこうなってしまうのだ。

2つ3つ前のエントリーでは「このMacBook Proできる限り使い倒していきたい」と宣言しているものの、2年も経たないうちにまた起動しなくなる事態と相成った。
しかも今度は無理な再起動をしたとかそういうこともなく、単にApp Storeから配信されていたOSアップデートをかけただけなのに……という悲しき状況。
正直、「そろそろMac買い換えた時に1TB構成なんか買えないから必要なデータは外に逃がしておこうかな」などと考えていた矢先のことだったので、正夢になったというかなんというか間の悪すぎる話だった。

またもHDDを壊してしまったのか、ついにMacBook Proに寿命が来てしまったのかと思ったんだけど、一縷の望みをかけて……というかむしろ、ある種起動しないことを願って(HDDの不良だとデータも死んでいるということなので)、遊んでたHDDをMacBook Proの中に換装。
まっさらなHDDを突っ込まれたMacBook Proは普通に……というかリカバリモードに入って工場出荷時のOS、つまりOS X Lionを再インストールすることに成功。
結局HDD不良かーい!
MacBook Proから出てきたHDDには某国内の家電メーカーのロゴが入っていたんだけれど、そんなに無理させたんだろうか。

そんな2年もしないうちに内蔵HDDをぶち壊すことになろうとは、もうコンピュータ側が寿命に近いのかも知れないという見地に立ってみることにした。

みることにしたが、無事にOS X Lionから立ち上がったMacBook Proも、ギリギリAppleから配布されていたEl Capitanにアップデートし、このままHigh Sierraにアップデートすれば、とりあえず息を吹き返したと言ってもいいだろうという感じになった。(新たなMacとして設定する必要はあって、つまりそれが嫌なんだけれど)
Time Machineの中身もちゃんと確認できてデータを取り出すこともできそうで、もうこのままでいいんじゃね? むしろ新たに1TBHDD調達さえすればTime Machineから完全に復元できるじゃん。という感じ。

しかし、しかしだ、
2年もしないうちにHDDを壊したのはもはやMacBook Proが寿命なんじゃないかという見地に立つと、それでは長期的に見てあんまり意味がない……

というわけで、結局のところ、8年近く使ったMacBook Pro、もはや減価償却もとっくに済んでるよねという感じで、最小構成のMacBook Airを買ってしまうかとある程度心に決めてジーニアスバーに持ち込むことにした。
新型のMacBook Airが出た時からいずれMacBook Proから買い換える覚悟というか予感はしていて、何度も考えてきたことだしね。
もう自分で原因の切り分けがほとんどできているのに持って行ったのは、Apple Storeの診断なら何か他のことがわかるかも知れないという気持ちがあったから。でも結論を言うと、HDDが悪いのかロジックボードとHDDを繋ぐ配線が悪いのかくらいまで進むも、その先はApple Storeでは特定できなかった。そりゃHDD換装してテストできない以上仕方のないことだ。
しかも私のMacBook ProはもはやAppleでも部品の保管をしていない古いモデルなので、念のための交換修理や、バックヤードに持ち込んで開封確認などをしてもらえるものではとっくになくなっていたので、正直打てる手はあんまりなかったのだ。

ということでその場でMacBook Airを新たに購入。
最小構成でUSキーボード。
iPhoneに搭載されてから幾度となく使っていきたTouch IDがMacにも搭載され、あまりの便利さに転げ落ちそうになったけれど、むしろTouch IDすら必要なくApple Watchを腕に巻いているとロックが自動解除されるとかいう機能が本気ですごかった。Apple Watchでロック解除、その機能が世に放たれたのはずぶん前だったと思うけれど、MacBook Proでは使えなくて悲しい思いをしたものだった……

Retinaディスプレイは時折店頭で見かけていた通り美しく、厳しい意見にさらされがちのバタフライキーボードもそこそそ悪くない感じ。そもそもラップトップにそこまでキーボード求めていないよね。
15インチ型MacBook Proは正直なところ可搬型パソコンとしては「持ち運びもできないこともない」くらいだったけれど、初代モデルが茶封筒から出てきたMacBook Airは流石に軽くて片手で楽々移動できるし、ラップトップという通り膝の上に置いてこの記事を着ていても全然負担にならない。
それでいて、13インチのディスプレイは必要十分の大きさを感じるし、全体的にかなりい感じ。

2011年モデルから2019年モデルへ一気に8年の技術革新! 8年もあったら小学生も大学に入るっての。
こいつを今後どうやって使いこなしていけるのか楽しみでもあり、持て余し気味でもありといったところ。

今後の流れとしては、新たにHDDを調達してTime Machineを完全に復元した上でTime MachineのHDDをフォーマットした上でNAS化……まで行かなくても平文でデータのバックアップを取る予定。
今我が家には128GBSSDのMacBook AirとWin機があり、MacBook Proは引退……の予定なので、理想はNASを導入してMacBook AirとWin機をシンクライアントのように使うこと。

バックアップとしてTime Machineはあまりにも優秀だけれど、Macがないと中身を取り出せないかつ、システム全体復元するにはバックアップされたシステムよりも大きなストレージが必要になる(当たり前だけど)という決定的な弱点があるので、Mac+Time Machine+Win機だとWin機が明らかに余計だし、1TBのTime Machineから128GBのMacBook Airにはシステムを復元できない。まぁMacBook Airも電源以外に何も刺せないんだけど。拡張性がありすぎて何も接続でないUSB-Cポート。
それが、Mac+NAS+Win機だと(通常使う端末の優劣はあれど)MacとWin機が並列になる……という予定。

しかし、Wi-Fiルータの機能を使った簡易NASを構築するとしてもルータやHDDを調達したら10,000円は普通にかかってしまう。まぁ普通にNAS買ったら15,000〜20,000円弱は見ておきたい感じだけれど。

というかMacBook Proも完全に死んだわけじゃないんだよな。

MacBook Airは、というか最近のMacは背面のリンゴマークが光らなくなったそうで、新しいMacBook Airももちろん光らない。ついでに、起動時の「ジャーン」もならない。
そこに一抹の淋しさを感じつつ、(個人用NASが流行ったのって結構前な気がするけど)新たな宅内ネットワークの構築に思いを馳せる。

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あまり自分は物持ちがいい方ではなく(悪いわけではないけれど)、ことガジェットに関して、特にこの2、3年はちょっと使って手放す、というようなことをやっていたりしました。
でもま、結局iPhoneからは離れられないんだよね。そうなることをわかってApple Watch買ってるんだけど、Androidスマホを触るのもまあいい経験でした。Xperiaはやっぱり素晴らしい。日本の携帯万歳。おサイフケータイの無敵感はすごい。

そんな中で、(途中で修理してるけど)丸5年以上使っているiPad miniはまぁ稀有な存在と言えるでしょう。
しかし、そんなiPad miniくんもついにお役御免となりました。

このブログでも散々話題に出してきたiPad mini が、iPad mini4から数えて約3年半ぶりに刷新されましたね。
iPad mini 末永く使っていくと何度も引き合いに出してはいたけれど、流石にそろそろう動きが怪しくなってきて厳しい……というところに、新型iPad miniの噂が入ってきた感じです。
噂の更新を日々確認し、しかし「ほぼ確実」から一転「もう出ないだろう」とひっくり返されたiPhoneSE2の噂の二の舞にななること勿れと待っていた甲斐がありました。

結果はみなさんもご存知の通りです。最新のiPhoneと同等のA12Bionicチップを搭載したiPad mini(5th generation)がお目見え!
そして発表即日注文していたiPad miniがやっと手元にやってきました!

すごい……サクサク動く……具体的にはアイドルマスターシャイニーカラーズがSafariでもできるほど動く……iPhoneSEでギリギリだったアプリがぬるぬる動く……
私の手元にあったのはiPad mini Retinaディスプレイモデル……ないしiPad mini2なので、その発売からから数えると、6年間ものの技術刷新です。もはやタイムスリップレベル。

刷新された箇所はもちろんチップだけじゃないわけですが、個人的にかなり気にしていたのが広色域ディスプレイの搭載。
iPad mini2やiPhoneSEはsRGB準拠ですが、最近のiPhone、特に7以降はそれよりもかなり広い色空間を表現できるとのこと。新型iPad miniはiPhone7以降や最近のMacと同じP3(シネマ規格のDCI-P3ではなくApple独自規格らしい)に対応しているという話。
Xperiaを使っていた期間はそんなに長くないのですが、Xperia XZ1 Compactはトリルミナスディスプレイfor mobileを積んでいて、それでやるスマホゲームはめちゃめちゃ色彩鮮やかに表現されていました。多分コンテンツが広色域で作られていなくてもスマホ側で調整してるんだと思いますが。
結局2台持ちが長く続くはずもなく、Xperiaは手元を離れたわけですが、XperiaでやっていたゲームをiPhoneSEでやると、どうも色が褪せて見えるようになってしまいました。
目が肥えてしまったのだ……

まぁ、加工(?)されたものにこだわっていてもしょうがない。
でもiPad miniが広色域ディスプレイを搭載するって言うんでかなり期待していました。

結果としては……
iPhoneSEと同じゲーム画面などを表示させて並べて見比べたのはいいものの、正直なところ違いはほとんど感じられませんでした。
やっぱりコンテンツ(この場合はゲームアプリ)がsRGBより広い色空間で作られてるわけないんだ……Appleが「色の再現は業界最高レベル」と謳うわけですが、その通りで、Xperiaのように勝手に色鮮やかにしたりはしないわけ。
ただ、True Toneディスプレイは面白いもので、私の部屋の光源だとあっという間にiPad miniの画面が暖色になる。悪くいうと「黄ばんでいる」わけですが、これが意外に視認性がよくて、同じ環境下で同じイラストを見てもiPhoneSEでは白飛びして見えるところもiPad miniでは飛びが抑えられてちゃんと色彩が見えたりします。
部屋の光源がかなり暖色なのよねうち。白が白く見えない。
というわけで広色域ディスプレイについてはアテが外れたけど、コンテンツの方がsRGBを超えて作られてたら効果を発揮するのでしょう。


このエントリー、iOS版MicrosoftWordとApple純正Bluetoothキーボードで書いたもの。
大学の図書館で卒業論文を書いていたときの組み合わせ。
あの時のiPad mini2くんはもうないけど、こうして最新のチップを積んだほとんど同じ姿のiPad miniがここにあることをお祝いしましょう。


PS.iPad miniの忘れちゃいけない進化点に対してご祝儀的な意味を込めてApple Pencilも買いました。あると楽しい。楽しい。

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長く使っているもの事を考えると、ゆで卵の黄身のようなくすんだ黄色をしたピカチュウぬいぐるみのことを考えてしまう。

いくつか前のエントリで、iPadを買ったときも、ピカぬい(ピカチュウぬいぐるみの略)を引き合いに出してるけど、まぁそういうことだ。
振り返って見ると、そのエントリだって2014年1月のこと。もうしばらくしたら4年を数えることになる。
>携帯に始まり昨今の家電は2年で買い換えることが多くなっていますが、願わくばこのiPad、永くわたしのよきデバイスでいてくれますように。
なんて書いているが、ありがたいことに倍くらいは私のよきデバイスでいてくれたんだなぁと思う。反面、まだ4年かという感じがしなくもない。もっと長いこと使っていたような……。

そんなiPadだけど、一時期は電源が入らない、充電もできない状態に陥っていて、純粋な文鎮と化していた時があった。記録を振り返って見ると2015年8月Genius Barに持ち込んでいる。電源が入らなくなってしばらく放置していた記憶があるから、実際のところもっと早くから文鎮化していたのだろう。
1年半ほどで使えなくなっていたものを、修理に持ち込むことで4年近くまで寿命を延ばしている上に、今でもiPadは壮健だ。iPad mini Retinaなんて行っていたのも遥か昔。このiPad mini2、今後も末永く使い続ける予定。


iPadは1度Genius Barに持ち込んで快適になったが、実は私のメインのコンピュータことMacBook Proはかれこれ3度はGenius Barに持ち込んでいる。
うち1度はHDDからロジックボードまで取り替える大掛かりな修理になった。
忘れもしない、iPhoneがバックアップから復元しなくなったあの時だ。わかってたことではあるけれど、あれは母艦であるMacBook Proに原因があったってことになるのかもしれない。罪深い話だ。

それでも、その大掛かりな修理からそろそろ丸2年ってところでまたしても持ち込み修理を依頼することになった。先月の終わり頃のことだ。
症状としては、起動が完了しない。リカバリーモードで起動しても、ドライブの検証も修復もできない。リストアすらできない。
すわ、これはHDDが壊れてしまったかとGenius Barに持ち込んで診断してもらうこと数分、すぐにHDDのスマートエラーということが判明。こうなってしまうとHDDの換装修理しかないとのこと。
HDDは確かに消耗品だが、2年前に変えてもらったばかり。でも2年を超えるとHDDの故障率は劇的に上昇するとのこと。頻繁にビジーアイコンがくるくるして動かなくなるこのMacBook Proのこと、HDDに負荷をかけていただろうと思うと、まぁそういうものなのかなぁ。

ところが、すでにこのMacBook Proは修理対応を打ち切っていると言われてしまった。
なんせMacBook Pro(Late2011)だ。製造中止から5年で修理サポートを打ち切るということだが、そろそろ満6年。気づかないうちにサポートが終了していたらしい。

Genius Barで診断を受けたところによると、HDDだけに問題を抱えていて、そのほかの箇所には問題がないとのこと。自前で換装すれば動くようになるというのだ。
裏蓋を自分で開けると公式サポートの対象外になるけど、すでに切れている以上気にすることはない。HDDを自前で調達してレッツ換装!
せっかくだから500GBで容量ないよ〜と言ってくるMacBook Proのために1TBのHDDを用意した。

作業工程はこれを参照、と言いたいところだけど、Genius Barの店員さんが必要な工具も手順も説明してくれたので難なく行うことができた。

裏蓋を精密ドライバー #0で開けて、トルクスドライバー T6でHDDをMacBook Proに固定するのに必要なビスを外して新HDDに付け替えて、外した手順と逆順で戻す。
これだけ。作業手順や画像はきっと探せばブログが大量に出てくるだろうから割愛。
換装したHDDにTime Machineから復元をかけて……。

復元しても起動しねぇ!!!

とちょっと四苦八苦あったものの、無事復元&起動完了。
めでたくMacBook Proは行きを吹き返しました。

復元後の起動ができなかった理由は単純で、復元先に指定した換装済みHDDをフォーマットする際暗号化指定していたことが原因だった。
暗号化されたディスクは起動ディスクにできないのね……
起動ディスクを暗号化したいときは、復元後、起動が完了してから、
「システム環境設定>セキュリティとプライバシー>FireVault」で暗号化しましょう。


めでたく復元したMacBook Proですが、やっぱり以前と同様一挙一動二府四十三県が遅い!
あっというまにビジーアイコンがくるくるして作業がままならない感じでした。特に日本語入力の変換キー押下でビジーアイコンが回ってしまうとこちらとしては返す言葉がない。
せっかく換装したHDDもこれではすぐ壊れそう。

というわけで数日アクティビティモニタを眺めながらMacBook Proを使って見たのだけれど、明らかにメモリが足りていない。
メモリプレッシャーっていうグラフ、実装済物理メモリに対してどれくらいの使用が発生しているのかを表示するグラフはほぼ常に前提の半分以上をマーク。すぐに黄色(危険域)に突入しているのが見て取れた。物理メモリ4GBに対して3.8~3.9GBは使用済みに突っ込まれていて、スワップが1GBも2GBも発生している。
HDD換装前は「容量ないよ」と頻繁に言ってきていたMacBook Proの様子を考えると結構無理させてたっぽいなと。

きょうびそこらへんのスマホでも4GB RAMくらい備えているよ!
スマホ並みかこのコンピュータ!

ということでメモリも換装しました。
調べて見るとと16GBでも動くってことだったけど、公式のスペックとしては8GBが最高。
今はなきレッツノートのメモリを換装したときも、サポートされるメモリ以上のメモリモジュールを突っ込んで、見かけ上は認識されていたけど、よくシステム情報を見るとはみ出した部分は使われていなかった過去もある。ということで冒険はせず8GBに換装。


劇的に改善されました!!!


一瞬一瞬にビジーアイコンを発生させていたMacBook Proですが、見違えるようにキビキビ動く。アプリケーションの起動、日本語入力、どれもこれもサクサク。
アクティビティモニタを見て見ると、メモリプレッシャーは半分以下を横ばい。使用済みメモリをみると5.5GB程度を常にキープしている感じ。
これを3.8GBに押し込んでいたなら確かに動きも悪くなるだろう……。
気になるスワップも80MB程度に抑えられ(多少発生するのは自然なことで、メモリが十分でも0にはならないらしい)、今までの4GBRAMでどれほど無理をさせていたのか実感する結果になりました。

ということで、そろそろ7年近く使っていることになるこのMacBook Proも、まだまだ現役でいてくれそうな予感!
「お手入れ」って簡単にいうけど、文字通り蓋開けて内部に手を突っ込んで本当に良かった。

ちなみに、HDD&メモリ換装にかかった費用は、どちらも8kほど。ドライバは持っていたので工具に関する持ち出しはなし。


ピカチュウは布の寿命が来てるのか、継ぎ目が目立つようになって来ていて、下手な手洗いなんかはもうできない。
iPadと違って自前である程度の部品交換修理が可能なMacBook Proは手入れができる間は使い倒していきたい。

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『岡崎泰葉とメロンパン合同』(略して「岡メロ合同」)
という合同誌が、2016年9月25日のカラマスセブンにて頒布されていたそうです。
一応、「岡崎泰葉をメインにした初の合同誌」を銘打って頒布されたもの。

そうですというのは、私は会場に行くどころかイベントの日時すら把握していなく、
「TLでネタにされていたものがどうやら合同誌として結集するらしいな」
という程度にしか思っていなかった。なので他人事なのだ。

結果として岡メロ合同は当日完売御礼。
再販を望む声も多く、主催の一人に頼んで取り置いてもらってなければ私の手元には絶対にない。という状況と聞いています。

ここでは、裏から取り置きを頼んで手に入れた岡メロ合同を読んで、取り置いてくださった感謝のひとつの現れとして、感想と、このムーブメントを遠巻きに見ていた者として思うことを一つ二つ書いてみようかと。


まず感想。
この『岡メロ合同』その構図からして「岡崎泰葉合同」ではなく「岡崎泰葉とメロンパン合同」というところが既に面白い。
構図のおかげで出来上がったものが、主催陣の対談1の言葉を引用すると、「泰葉をあまり知らない人でも気軽に参加できる大喜利」で、全体として「メロンパンってなんだよwww」的な空気感に仕上がっているように思った。

合同誌の構成も、漫画もSSもギャグテイストな寄稿が多く寄せられている。メロンパンのリアルレシピが2回も3回も出てくる(何故)
でも表紙からめくっていると、あるギャグ調で始まった漫画のページをめくった後の大ゴマではっとする。
「あっこれ、単なる大喜利本じゃねぇ」と。

「星」をキーワードに持つモバマスアイドルは何人かいるけど泰葉もその内の一人。その漫画は「星」と「思い出」を話しの中心に据えたもので、大まかに「岡崎泰葉に取ってメロンパンは何か『贈り物』、『思い出』に根ざすものらしい」ということがわかってくる。
つかみはオーケーというやつだ。

そして満を持して出てくるのが泰葉P渾身のSSS(シリアスショートショート)。
「メロンパン」から構想を広げてかつてモバマスで共演(同じガチャかイベントかは忘れた)したアイドルと絡めてみたもの、そして岡崎泰葉の芸歴に重きを置いて「メロンパン」とはもしかしたらこんなキーアイテムなんじゃないの、と書かれたもの。

後者のSSはもしたら「岡崎泰葉を知るものが岡崎泰葉を知るものに向けて書いた」のではないか。とちょっと思った。じゃれあいのようなものを感じる。
私はそんなに詳しくないので「我こそは」と思う人は本人に凸撃してみよう!(責任は負いません)
それはそれとして、「芸歴」を主眼に持って来ることで、「アイマスの中で他に類を見ないほど芸歴が長い彼女2が歩んできた道」を一つの形として著した作品となっている。多くの人に読んで欲しいと思う。
テクニカルな話をすると、作品名とか、「これほど泰葉は名の知れた存在なのか」とイメージしやすい表現が随所に入っていて世界観がきっちり構築されているからか、読んでて安定感があって非常に読み易い。そしてリアルだ。

その後続く大喜利の後、主催の描く漫画が出てくる。
これも「星」と、もう一つ「アンドロイド」をテーマに持ってきた作品。
こと「アンドロイド」というモチーフを持ってくる元となっている「[プラネットスター]岡崎泰葉」のカードは泰葉にとって大きな転換を迎えた(直後)のカード。カード自体に付随するセリフはもとより、そのカードが上位報酬となったイベントでのセリフが非常に印象的なのだ。
で、この主催の漫画はイベントと同じように、地球へ行くところで幕を閉じる。
それが寄稿として収録されたラストの作品となり、地球へもどった読者は思うわけだ。


はぁ〜、岡メロは宇宙だ。


と。


ここから『岡メロ合同』に至る流れを外から見ていて思った事。(下世話にはばかりなく失礼させてください……)

正直、Twitterで生まれては消えていく「泰葉いじり」の一端がこんな形で結集するなんて毛ほども思っていませんでした。
泰葉TLには(泰葉TLってなんだよ)、本当にいくつもの「泰葉いじり」が生まれては消えていき、その中には人を不快にさせかねないものもあるんじゃないか。と思っていました。
(某百科にいまだ眠っている「○葉=泰葉」ネタを掘り起こしてみたらそういうリアクションを起こす人もいた)

しかしこうして、一過性のネタに過ぎないと思っていた「岡崎泰葉とメロンパン」というキーワードが薄くない本に結集すると、「なんぞ行動力って侮れんなぁ」という気持ちになっていく。

この合同誌がこうして人を集めた要因や、完売した要因を分析するのは対談1にて詳しく語られているけど、ニコ生をやってみたり、番組に投稿してみたり、という行動を起こす事が、結果に直結するんだなぁとシビアな事を考えてみたりします。
「こまめにサーチしてふぁぼってRTする」という行動だって、単純で手軽なようだけど非常に効果的でしょう。対談1で「僕の周りの人たちがメロンパンの写真をツイッターにあげて「はぁ~」って呟く、というような活動もやってくれて……」(対談1より抜粋)と言っているのも、「そうするとふぁぼとRTが飛んでくる」というのは「メロンパンを買って投稿する」モチベーションにつながり易い。

でも、手軽な事でも積み上げていく事が難しいことだっていうのも、行動を起こす事がむずかしいっていうことも!
僕らはよくわかっているはずなのです。

できるひとはすごい。


『岡メロ合同』、あとがきには「100%真面目で100%冗談」との言葉があるのですが、とにかく本誌はそれに尽きるな、と思います。
対談1で語られているように、「岡崎泰葉合同では、岡崎泰葉を知っている人が手にとって、岡崎泰葉を知っている人が喜ぶ」ものになってしまう。嫌な話をするなら、それが総選挙で常に上位にいるアイドルならそれでもいい。むしろ岡崎泰葉が常に総選挙上位にいるアイドルならば、『岡崎泰葉合同』を岡崎泰葉を知らない人が手に取る。しかし残念ながら、岡崎泰葉はそうではないのです。

ではどうするのか。

そのアンサーとして、「「なんだか岡崎泰葉界隈盛り上がってるじゃん!」というようなムーヴメントになれば一番いい」(対談1より抜粋)として、「100%真面目で100%冗談」で作りきったこの合同誌。「岡崎泰葉ここにあり」と大きく旗を振る、泰葉P渾身の一撃のように思います。

前者のSSS(シリアスショートショート)にはこんな一節があります。

「(略)ちょっとしたことだけど、私の中で確かに『楽しい』って思えることが、ステージの重さをそっと支えてくれるんです」
「……それって、余計な邪念……とは、違うの?」
「そうでもある……かもしれません。でも、楽しむ気持ち……(略)そういう気持ちを抱きながら真面目に取り組むって、……決して相反することじゃないと、私は思います(略)」
(AD田中『岡崎泰葉がメロンパンを食べ損ねる話』)

「岡崎泰葉はライブ前にメロンパンの事を思い浮かべて調子を整える」という衝撃の設定について語る台詞。

「メロンパンかよっ!」って言われるようなこと。
それこそがTwitterのネタも、リアル世界におけるモバマスアイドルプロデュースも、この合同誌の本質なのかなぁ。



ところで、収録作品の個人的イチオシは

サナサノ氏の『MPが足りない』

超好み。みんな読め。

こんなのも https://shindanmaker.com/668421

脚注
1 http://usagoe716.hatenablog.jp/entry/2016/09/05/000000
2 デレステによると彼女の芸歴は11年。つまり本家アイマスとほぼ同じ

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しばらく前に無料アップデート期間が終わったWindows10ですが、ついに私の手元にもWin10マシンが来ました。
と言っても、Win7とか8とかをアップグレードしたわけではなく、中古PCにWin10をインストールしたマシンを新規に買ったのでありました。
よかったWin10機が買えて。今更Win8を買って有償でアップグレードとか費用が掛かりすぎますし、かといってWin8を使い続けられる気がしない。
 
自宅のコンピュータはMacintoshで、そろそろ5年が経とうかというMacBookProなんだけど、当たり前に現役。
Mac使ってやることと言えば動画見たりネットしたりOffice使ったりという程度のこと。
実はかなりスペックの高いモバイルコンピュータなんですが、やってることは携帯でもできるようなこと……
せっかくのMacBookを全く活かせてないわけなんですが、そこはご愛敬ということで一つ。
 
ではなぜWin機を買ったのかというと、偏にMS Officeスイートが一つ、Accessの勉強がしたかったかからというわけなのでした。
Officeの基本的なアプリケーション群はIntel Macで問題なく動くんですけどね。Office for Macで卒論買いたしプレゼンもしたし。しかし、ことAccessに限ってはOffice for Mac にはバンドルされていなくて、どうしても職場で触るかなんならネカフェにでも行かなければ触れないという……
ネカフェのPCにAccessなんて入ってるのか?
 
 
MS Office Accessってご存知ですか?
私は去年だかに初めて聞いて、それまでは全く知りませんでした。学生のうちに触る機会はなかったし、Office Personalとかではバンドルされていないソフトですしね。個人向けではない、業務用のソフト。
というわけで研修に行ったり、テキスト読んで知ったことを書いてみる。
 
一言でいうとデータベースを管理するソフト。
例えばExcelで販売売上表とかを作って管理していたとします。いつ、だれに、何を、何個、いくらで売ったのかを表にしていく。もしかしたら、代金回収はしたのか・まだなのか、現金払いか・クレジットか・振り込みか、店頭販売か・通信販売か、手渡しか・郵送か、発送先はどこなのか、いつ発送なのかなどなど、一つの注文に様々な情報がくっつくことになるかもしれません。
これが数件、数百件、数千件程度なら何とかExcelでも可能でしょう。
Excelはぶっちゃけなんでもできるソフトで、レコードが一万数千件になってもデータ管理は可能です。数式を当て込んで簡単に請求書や送付書を作成することも可能。
ただ、とにかくファイルの容量が大きくなるし、それにしたがって動作も悪くなっていく。というのが最大の欠点。
 
そういう問題を解決するのがAccessということです。テーブルと言われるExcelシートのようなものにレコードを格納していき、クエリと呼ばれるフィルタ機能のようなものでデータを管理する。特に、Excelのフィルタ機能はレコードがある程度多くなると全然動かなくなるから、対象のデータだけ引っ張り出すクエリ機能の果たすところは非常に大きい。
 
テーブルはExcelシートに似ているデータの格納場所なのですが、
AccessのExcelと大きく違うところは、テーブルはなるたけ細分化して作りこんでおくことで真価を発揮するというところでしょうか。
Excelで売り上げ管理表を作るのならば、左端に番号でも振って、右に右に内容を継ぎ足していく形になると思います。
 
NO. 日付 品名 取引先 金額
1 2016/08/08 ノートパソコン Amazon 47,300
 
といった具合。
これが例えば、Accessだと
 
【テーブル:売上管理】
No. 日付 品名 取引先 金額
1 2016/08/08 01 01 47,300
【テーブル:取り扱い品名】
No 品名 金額
01 ノートパソコン 47,300
【テーブル:取引先】
No. 取引先 住所 電話番号
01 Amazon どこそこ なんばん
 
という構造になる。
 
これを必要に応じて
1 2016/08/08 ノートパソコン Amazon 47,300
こう呼び出して履歴を見たり。
 
どこそこ Amazon 御中 ノートパソコン一台
と呼び出して納品書を作ったり、値段を呼び出せば請求書を作ったり、ということをする。
というわけ。
 
これのなにがいいかっていうのは、レコード数が大量になったとき、あっちにもこっちにも「Amazon」とか「ノートパソコン」って書いてあるんじゃなく、指定された情報を呼び出してるため、無意味にデータが重複しないというところですね。たかだか「ノートパソコン」という文字列が何バイトなんだよって話は置いといて。数千数万というレコードを管理するわけだし、塵積なんとやら。
また、カタカナやアルファベットの全角半角表記のズレとか、表記ゆれを防ぐこともできる。ちょっと表記ゆれがあるだけで検索性は格段に下がりますからね……
 
クエリっていうのが、その情報を呼び出す設定みたいなもの。
例えば、「注文受付日」欄に日付が入って、「発送日」に日付が入っていない商品があった場合、それは「未処理」ということになります。これをExcelで行うとフィルタ機能を使って「注文受付日」の空欄以外を選択して「発送日」の空欄を選択して絞り出すと「未処理」を取り出せる。
Accessでは、その「『注文受付日』に日付が入り、かつ『発送日』に日付が入っていないものを取り出す」というクエリを作っておいて、それに「未処理」と名前を付けられるわけです。
未処理を出す程度ならフィルタで簡単だけど、もっと条件が複雑になると、今は何のデータを見ているのかわからなくなったり、再現できなくなったりと大変なことに。
数学の「論理」の単元で「且つ」とか「または」っていうのをやったと思うんですけどその論理式を使って条件を設定する、という機能なんです。
 
「発送日」の日付を指定してその日付が入っている「商品名」と「取引先」を取り出して送付表を作るという動作もあらかじめ決めておけばワンクリックで解決!
とまぁ、すごいやつらしい。
 
 
これを勉強して使えるようになってどうにかこうにか仕事に活かしたいところなんですけど、就業時間中にそんなことしてる暇もないし、しかしMacにはAccessないしでわりと詰んでました。というのが去年のこと。
 
それが今年に入ってからか、Mac Officeが2011から2016へアップデートされ、それに結構心惹かれてました。Office2011で特に不満とかないんだけど、仕事やプライベートでもOfficeを使うことはかなり多いので。
そこで候補に挙がったのがOffice360 Soloを契約することだったんだけど、それは「MacとWindows2台にインストール可能」というもので、Mac一台だけにインストールしても明らかにもったいない。Office360 Soloには目的のAccessもバンドルされているけどMacにはインストールできない……
こりゃもうWin機買うしかねぇよ! ということで本機の購入と相成りました。じつはこれ、実家にあったものと同じもの。なのでどんなものか大まかな目途はついていたので安心して購入。
 
 
 
デザインがいい!! 以上!!それだけ!!
 
それだけで買ったものですが、360度開けてタブレットのようにできるとか、その時の「タブレットモード」というタッチパネル主体で機能するモードが思いのほかWin10と相性がよくてなかなかいいですね。Microsoftが目指してたデスクトップとモバイルの統合とはこのことだったのか。
 
メーカー直販でなく、中古(新品箱なし)のアウトレット品なのですが、Office2007 Professional Plusインストール済みということで、Accessもプリインストールされていました。ということでOffice360の契約は不要!
あまりなじみのないUSキーボードですが、文字入力には影響はほとんどないし、むしろJISキーよりちょっとカッコよくて気に入ってる。
 
意外といい買い物になったかも。

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思い出したところで更新してくというのがこのブログのスタイル。
キーワードは「宵の徒然」……と設定したのはいつのことなんだろう。サイトの上の方に掲げてあるから使ってるけど。

目の前にピカチュウのぬいぐるみがあります。そしてその隣にはつい先日買ったiPad mini Retinaディスプレイモデル。
一つか二つ前のエントリーで「iPadが欲しい」ということが書いてあると思いますが、ついに買ってしまいました。

わりかしポーンと買ってしまった印象ですが、何だかんだと何に使うのかとか、その予算とか、挙句には購入方法とかいろいろ考えていましたね……。「iPadを買ったら電子書籍を読もう」「論文をPDFで落とせばそれを読むのにぴったりだ」「パソコン持っていかなくても大学でレポート書ける」「セルラーモデル分割なら月々4,000円の負担で買えるぞ」とか……必死で自分を納得させようとしていたんでしょう。
挙げ句の果てには昨今話題のWiMAXに加入することで割引になるとか分割になるとか考える始末でした。

まぁ、WiMAXは確かに便路な代物だと思います。今使ってるのはOCNですけどちょっと高いですし、引越しの度に工事が要りますし。その点WiMAXは安いし、工事いらないし、特に出先にWi-Fiポイントを持ち出すと言う発想がすごい。裏を返せば、出先で使う無線回線を家の中でも使うということで、それはなんとも不安な感じがしますけどね……。結果として、ちょっと高いけどそれは品質というか確実性に料金を払ってるんだという親の言葉に賛同してOCNの継続使用が決定。まぁ将来どこに引っ越すかわかったもんじゃないので、WiMAXが入らないところに引っ越す可能性もあります。しかもそれは何年先の話しではなくて、再来年には大学を卒業して(できるといいなぁ!)就職が決まって(……)引っ越す可能が大なわけです。そういうことを考えると確かにWiMAXが選択肢に入らないことは明白でした。

結局、「欲しいものは欲しいんだ!」「分割でものを買おうなんてなんたる不健全!」「金がないなら買わない! あるなら買う!」という至極簡単な思考に相なり、iPad mini RetinaディスプレイモデルWi-Fi版32GBの購入に踏み切ったわけでした。iWorkもらえるし。
まぁ三年間のiPhone利用でiOSのアプリやアプリ内で購入したものはそれなりに残ってるし、本体以上にリターンがあるだろうという考えもあり……また母艦になるMacintoshもあるしでそこまで悩むことじゃなかったのかもしれません。まだ買って対して時間も経ってないから、今後どうなって行くのかはよくわかりませんけど。

というわけで、このエントリーはiPadでPagesを使って書いています。前半はランドスケープモードでスタンド兼ケースで立てながら。後半はポートレートモードで机に寝かせたまま。
予想外に入力がスムーズに行く印象でかなり驚いています。特にポートレートモードでのソフトウェアキーボード、初めはこんなもので入力なんてできっこないと考えていたのですが案外使える。買う前は一緒にワイヤレスキーボードを買うつもりでしたが正直いらないかな……。このエントリーはここまでで1,247字ですが、その程度の文章なら大した苦もなく入力できちゃいます。これなら自分を誤魔化すためだったのか本心だったのかわからないけれど、当初の目的だったiPadでレポート作成というのは問題なくこなせそうです。


今目の前にあるピカチュウのぬいぐるみは小学校入学前からの私物。つまり20年近く側にあるということになります。鮮やかな黄色だったはずの体も、今や灰色がかってゆで卵の黄身のような色合いになってます。携帯に始まり昨今の家電は2年で買い換えることが多くなっていますが、願わくばこのiPad、永くわたしのよきデバイスでいてくれますように。

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あけましておめでとうございます。
今年も、「記録/回想」をよろしくお願いします。

とか何とか始めたところで、このブログを定期的に見ている人がどれほどいるのかと言ったところです。
定期的に見てもらう必要はなくとも、たまに覗いて見てもらえるのは、表現者の端くれとしては嬉しいことです。前にも述べたと思いますが、筆者は読者がいなくても存在し得ますが、読者は筆者がいないと存在し得ないので、筆者はいつでも供給過多なのです。
供給に溢れる筆者のうち、私の文章を読んで頂けると言うことは、それだけで感謝しないとならないことなのでしょう。少なくとも、私は今これを読んでくれいているあなたに感謝の意を送ります。
願わくば、この感謝の意を受け取ってくれる読者がいらっしゃいますように。


ところで、年始と言えば初詣です。
日本で一番初詣の参拝客が多いのは明治神宮だと言われます。噂に聞くところによると、本殿の近くに寄ることも出来ず、参拝客の頭上を越えるようにお賽銭を投げるそうですが。しかもその投げられた賽銭を受け止めるのはあの見知った賽銭箱などではなく地面に敷かれたブルーシートだとか。
風情もへったくれもあったもんじゃない上に、そんな風に一斉にお願い事をされても故明治天皇も困るだろうに。


ということで初詣、神奈川は江の島の、江島神社に初詣に行って参りました。日本百景江の島、都心にほど近い観光地、名勝地と言うこともあってそこそこの混雑でしたが、恐れていたほどではありませんでした。
参拝に一時間くらい待ったかな。そんなもんでしょう。
そんなことより、小田急電鉄片瀬江ノ島駅から江の島までつながる橋が辛かった。
風が強くて砂浜から砂が飛んでくる!

私は写真を撮ることがそこそこ好きで、正直どこへ行くにもやっすいCyber-shotを持っていきたいものなのですが、このご時世、ところ構わずデジカメを構えるわけにはいきません。その点、名勝地として名高い江の島ではそこかしこにカメラを構えている人も多く、割と気兼ねなくカメラを回すことが出来ました。
カメラ付き携帯電話が普及し出したのは何年前だったか。いつでもインターネットにつなげることが出来る端末にカメラを付けるって、よくよく考えたら恐ろしいことですよね。一億総スパイ制度。ネットにつながらないデジカメを振り回す方が何倍もマシってもんです。

そんなわけで振り回していたCyber-shothで妙に神々しい写真が撮れました。写真を撮ること自体は好きだけど、デジカメのオート設定に任せた撮影をすることが主で、そもそも写真を撮るためにどういうファクターがどのように関与してくるのか全くわかっていない素人なので。

この奇蹟の一枚、再現できませんね。正直、取れた瞬間はテンション上がりましたが、よくよく考えたら光が入りすぎていると言う点で、そこまでいい写真じゃないのかもしれません。
まぁそこは文章と同じように、見る人の評価に任せることにしましょう。表現者はいつだって、少数の閲覧者に評価を委ねるものです。自画自賛になってもいけませんし。ところでこの自画自賛、原義的に悪い意味のみの言葉というわけではないのですが、それはまぁ、別の機会でいいでしょう。


話は戻って江島神社ですが、江島神社は日本三大弁天の一つと言うことで、琵琶を型取った看板などが散見されました。音楽の神、財宝の神、七福神の一人である彼女のもととなったヒンドゥー教のサラスヴァティーは知恵と言葉の神と言いますから、私にもなかなか縁の深いことです。
サラスヴァティーと言えばペルソナにいましたね。あんまり強くないけど。
琵琶以上に散見されたのは所謂「トライフォース」。あの三角形を三つ合わせたもの。本殿や琵琶やらに記されていたのですがあれはどういう意味を持つのだろう。


神社で参拝を済ませて、参道にある海鮮料理屋で昼食。
江の島名物(?)生しらすを食べられなかったことは心残りですが、とてもおいしく、値段の割に量もあって満足。
しかし、釜揚げしらす丼1,050円の他、それより高い味噌汁、伊勢海老の味噌汁1,500円以上とか、鯛の活作り2,100円とか、食べたかったなぁ。
しかし流石は江の島と言うべきか参道には海鮮料理屋が沢山ありました。折角そんなに遠くない名勝地、ちょくちょく行きたいものです。


と決意を新たにしたところで、新年の抱負。

「V字回復」


どうぞ本年も「記録/回想」ともども、わたくしひとみをよろしくお願い致します。


ちなみに江の島からの帰りはバスを使うことにしました

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大学の友人の一人がTwitterを始めたということで、彼を中心とする僕ら仲良しグループ(!?)はこれまた一斉に始めたmixiからTwitterに徐々に移行する運びとなりました。

mixiもそうですが前々からTwitterをやっていたわたしは最初は彼の「Twitter始めた! フォローよろ」という趣旨のmixiボイスをスルーしていたんですが面と向かって「始めなよ」と言われてしまえばごまかすこともできずに素直に自分のアカウントを明かして彼と相互フォローと相成りました。

うむ。独白の場で隠し立てをしてもどうしようもないので白状するとはっきり言ってTwitterのような自己の拡張の場までリアルに晒さないとならないというのはなかなか気分を重くさせるものでした。
ただでさえ最近リアルの人間関係に不満を薄く薄く重ね初めていてネガティブ入った意味深なツイートばかりしていた(気がする)のだからなおさらです。
確かにmixiボイスとTwitterは共有していたけどmixi(リアル)とTwitterの線引きはしていたつもりです。つまりTwitterのポスト>mixiボイスのポストという状況。mixiボイスに投稿したものはTwitterにも自動投稿され、Twitterにしか投稿したくないものは直接投稿していたからです。


人間関係に不満を持つ仲良しグループ(!?)に不満を持って愚痴をこぼすなんてお前は中学生かよといった感じですがマジです。我ながらこんなことになんで気分を重くしているのだろうと自問することしきり。『友達いないと不安だ症候群につける薬』(齋藤孝/朝日新聞社 2005)でも読んでろって話で。


以前読んだ評論には
「ネットのサービスの充実によって自己が拡大している。
著者だけがいっぱいいてしかし編集はいない。脳内で発生した言葉を即座に 世間の衆目に晒す事ができる
普通であれば著者⇒編集⇒出版(世間へ)という流れが、著者⇒世間というようになっている。
自己の考えを世間に発信するための垣根が低くなって(もしくはなくなって)、それはすなわち自己が拡大している。
世間なんで「自己」と「世界」の「間」なんてなくなっている」
とい内容の事が書いてあったように思うけれど(うろ覚え)、脳内に浮かんだ言葉を直接垂れ流しているmixiボイスやTwitterや、あるいはブログだって、拡大した自己そのものなのですね。

自分の脳内を直接晒しているそれは、例えば私なんかは自分の中だけでなく何らかの形で外に出したいと思っているフシがあります。だから彼がコミュニケーションツールとしてTwitterをはじめる前々からTwitterをやっていて、リアルには晒せない自分の中身としてつぶやいていたのでしょう。このブログだって同じです。そういう意味ではごくごく少数を除いてリアルの友人よりもネットを通じてであったごくごく少数の友人の方がわたしを知っているかもしれない。
もちろん、作家がいっぱいいて、いっぱい世間に自己を発信しようとも、読者がいるかどうかはわかりません。著者は読者がいなくても存在するけれど読者は著者がいないと存在しないのですから常に著者は供給過多なのです。ごくごく少数のネット越しの友人がわたしの発信したものに目を通したかなんてわかりません。ネット越しの友人の方がわたしを知っているかもしれないというのはあまりに楽観的にすぎるものです。


見られていてもいなくても、発信したいのです。
ただ、それを例えば大学の友人のようなリアルには発信したくないのです。特に彼らが当事者となるような愚痴なんて。


というわけで受験期にTwitterを見る時間を少しでも減らすためにフォローを絞ったロム専アカウントを「現実逃避垢」と名付けてそこに自己の内側を拡張することにしましょう。

リアルに向けた外面を取り繕う。ネット上でも。
なんでこんな面倒なことしてるんだろうね。



その評論では
「編集いなくなることで程度の低い文章が世間に溢れかえる」
ということもやや問題視していました。
程度の低い文章を晒してしまって申し訳ない

とかなんとか

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学校の友人の所属する劇団の公演に行って来ました。

劇団天動虫

頭の片隅によぎったのは恩田陸『チョコレートコスモス』でした。まぁ全く関係ないけれど。

とても素晴らしい舞台でした。演技の上手い下手というのはよくわからないけれど、情熱的な何かが伝わってくるというか。
小ネタも多くて見ていて楽しいものでしたが一箇所異常に演出が気に入りまして素敵なひとときでした。
なんにせよ、自分にないものを見せられるのはいいものですね。


ひたむきな人間を見るとその姿に圧倒されると同時に何かしかの焦燥感を感じるのはなぜだろう。
自分はなにもしていないからなのか。


とかなんとか

リンク、まずかったりしたら連絡下さい

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何が言いたいって、このブログの存在を思い出してログインしようとした際、登録したメールアドレスが何だったか全くもって思い出せなかった。
2008年当時想い出そうにも何やら記憶が混線していて困ります。確か初めて作ったブログはこれではなかったと思われる。初めてのブログ、teacupに登録していたアドレスはもう長時間ログインしなかったことから大層前に消えていて、そのブログも多分残っていないだろう。中学生の時だったかと思う。

フリーメールというのは厄介なことに長時間使わないと消えてしまうのですよね。今メインで使っているのはアップルコンピュータが提供しているiCloudのアドレス。
ついこの前まではYahoo Mailが第一で、それも中学生の頃に作った一番古いものをずっとずっと使い続けていた。当時の思い出がどういうことか記憶のページの中で一番輝いているのなぜだろう。最近そのページがよく目繰り返される。高校の頃のページを軽くふっ飛ばしてそのページを捲りたくなるのは一体なぜなのか。

話は逸れたけど、Yahoo Mailとそれを提供するYahoo IDっていうのは長時間ログインしないと消えてしまうもので、でも誰でも無料で好きなだけ作れるんですよね。当時の私が何を思っていたのか知りませんが、今でも使っているメインのID意外にもサービス別にいろいろIDを作っていました。前述のteacupもそうですし、ニコニコ動画用のYahoo Mailアドレスも持っていました。結局そのどちらも消えてしまって、今では最初に作ったブログもないし、ニコニコアカウントもない。

ニコニコは確かニコニコ動画(β)の頃だったと思う。何か見たい動画のためにアカウントを作ったのはいいけれど、その後そんなにはまらなくて忘れてしまったとかそういう感じだと思います。
いつからか各サイトのパスワードを全て統一してしまったのでメールアドレスがなくなろうとそいつを思い出せばログインできるのですが、当時はそういうこともなく。ニコニコ動画に関して言えば、アドレスは覚えているのにパスワードを思い出せない。変更しようにもそのアドレスに送られたメールは読めなくて(そもそも存在しないことになってるのでパスワード変更用のメールは送信不可でニコニコ動画のサーバーに帰っているはず)結局そのアカウントは諦めたのでした。


話がそれたけど、この忍者ブログは統一されたパスワードでした。アドレスはもう存在しないものだったけど、過去に持っていたアドレスをいくつか試して「このアドレスは登録されていません」というメッセージが出ないものと統一パスワードでログインすることが出来ました。よかったよかった。


こうしてなくなってしまったアカウントやそういう変化したものを考えると気分が不思議な感じになります。
こうして歳を重ねてみると「歴史」というか、平たく言うと「古参」って結構侮れないことなんだなぁと変なことにこだわってしまいます。携帯電話の「090」とか。
だから「古参」とか「歴史」とかそういうもののためにはこのブログを諦めるわけには行かなくて、例え黒歴史だったとしても、そうでなくても、かつてコメントしてくれていた方がもう来なくっても、過去にあったことは間違いなく今の自分を形作っているものであるハズなので(黒歴史で形作られているとは思いたくないが)、このブログ、もうちっと大事にしてみようかと思います。

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先日、学校の課題にある「書店巡り」課題として三省堂書店に向かいました。
「神田の古本街」を巡った直後で正直あまりにもくたくただったのでもうさっさと終わらせようとて、ぱっと目についた本を買ったわけですが、それが

『成熟という檻「魔法少女まどか☆マギカ」論』(山川賢一/キネマ旬報社)だったですが……
まぁ、以前から存在は知っていて、興味はあったのでいい機会でした。

エヴァのときも謎本とかエヴァの通して社会や心理学を語る本が妙に出版されたそうで。けいおん!が「けいおん楽器特需」を起こしたように出版業界に「エヴァ特需」を起こしたらしい。
でもねー
そういう本ってあんまり好きじゃないのですよ。
「人気の作品の名前をつけておけば売れるとでも思ってるんだろ」とか考えてしまうので。
というか小さい頃ハリーポッターのそんな感じの本を買おうとしたら親にそう言われたのでそれが抜けてないというかw
結局アニメを取り上げてあくまで筆者のポリシー、時代感を表現するものであって、アニメの深淵を語るわけではないでしょうし。

でもこの本は「オフィシャル評論」と銘打つだけあって徹頭徹尾アニメについて掘り下げてあっておもしろかった。
「まどマギ」は三話以降どんどん登場人物が死んでいくアニメでしたが、「誰々はどうすれば死なないのか」とかを真剣に論じたりしていておもしろい。かと言ってネット上に書き散らされている感想や妄想にとどまらず、過去の様々な作品や、「まどマギ」関係者のインタビューなどを引用していて、「まどマギ」の脚本の考察として異様によくできあがってる。
こういう考察を読むと考察がスゴいのか脚本がスゴいのかと思ってしまいますよねー


そんなこの本ですが、

レジにて言われた一言
「イベントには参加されますか?」


よくよく話を聞いてみたらば、本日12日、三省堂書店にてその刊行記念トークイベントが行われるらしくて、購入先着100名に整理券を配っているらしい。

折角だから行ってきました。

行って少し後悔した。

大学生くらいの年齢なんていない。中年男性ばっかだ……

トークイベントはざっくばらんに言って「まどマギ」を「Jホラーと関連づけてみる人」「SFとして見る人」「古来から続く美少女が不条理な目に遭う様子を楽しむエンターテイメントとしてみる人(魔法少女ものとしてみる人)」に分かれてそれぞれが十五分づつ論じるというもので、それぞれがそれぞれおもしろかった。

終了後に列にならんでサインもらってきたけど、そういう一瞬で気の利いたこといえる人ってうらやましいな。



長くなったけど、まぁ滅多にない機会だし、行ってよかった
あ、そう言えば参加者は記念にうちわをもらえたんだ。写真はサインと記念うちわ

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帰省して、地元の基本的な移動手段は車です。電車なんて二十分に一本しかないし、そもそも駅がそんなに多くない。
まぁ東京は駅多過ぎると思いますがね。明らかに必要ねー駅がわんさかある。
とは言っても、例え300mしか離れていない駅でも利用客が二ヶ所に分散すれば一ヶ所の負担は減るわけで。一駅に統合してしまったら人が集中して大変なことになってしまうのかもしれない。
人身事故がイコールで自殺だと思ってる人は多そうだけど、自殺じゃなくて事故っていうのは結構多いらしい。混雑したホームから人が落ちるのね。
駅を増やして分散させて事故を防ぐ役割もあるというわけだ。近い駅でもね。


話が逸れたけど、地元の交通手段は車なので、私も帰省してから電車に乗ることはありませんでした。駅遠いし。
しかし今日は電車に乗ってカラオケに行ってきました。

カラオケ行くのに電車に乗らないと行けないのかよ。と言われそうですがマジです。しかも自宅から駅まで500円出してバスに乗らないと行けない。カラオケが平日のフリータイム学生550円なことを考えると、バス、くっそたけぇ。どんなに遠くなんだよ。って思うかもしれないけどこのバス、停留所一つ超えただけで運賃が百ウン十円上昇する超ぼったくりバス。基本的に空気輸送なのに観光用に高速道路を走ってるような大型のバス廻してるし。


しかしカラオケは楽しかった。中学時代から不思議と連絡を取り続けてる友人と二人だったんだけど、お互いほとんど方向性の合わない歌ばかりで履歴がカオスなことになっていた。
趣味も合わない。好きなものが共通しているわけではない。でも中学卒業して高校が別れても連絡してたしカラオケ行ったりして、今でも遊んだりしてる。
中学時代はお互い一番の友人ってわけじゃなかった気がするけどわからないもんだね。


今日行ったカラオケっていうのが、高校の最寄り駅の近くにあって、高校時代もよく行ったところ。
駅周辺が微妙に変わっていたり、また全く変わっていなかったり。高校の通学路の一部といえども懐かしかった。変わらない街並みや変わってしまった駅前や。駅のホームにたって電車を待っていると謎の感慨に浸ってしまう。ホームで二十分間待った。


オトナ帝国の中に「懐かしいって、そんなにいいことなのかなぁ」って風間くんの台詞があるんだけど、そうだね。まぁいいものだよね。ってことで。



急遽カラオケに引っ張り出した彼に多少の感謝を

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こんな時間に日記を書いてるなんてこいつは暇人なのか。

勉強しようにもノートの丸暗記しか対処法がないんじゃないかと気が付いて丸暗記を始めるも、気分転換に日記を書いています。
どういうことなのかうちの高校には地学がなくって確か理系ですらなかったんじゃないかな。地に足のつかない国公立至上主義の地方進学校にはおあつらえ向きだと思いますがね。
何が言いたいって、地球を考えるでやる内容やる内容すべてが初めてのもので、正直頭に入らない。


どうでもいいか。


今日、某SNSで知り合った友人に会いに行きました。
正直ネタ的な感じで書き込んでいたら実現する運びとなったのでした。
お相手は絶海の九州在住で、就活の関係で東京にやってきたという設定。男性ですよ。念のため。某SNSで入り浸っている内輪雑談サークルの管理人様なんですがどうやらmixiもやってるらしい……のか?

彼を案内するという名目で自分が行きたかった池袋に行きました。
お互いに連絡先も知らない、顔も知らないので待ち合わせ場所を「池袋駅」としたことは本気で失敗だったと思っています。
結局SNS経由で頻繁にタイムラグが発生する連絡を取り続け邂逅。いきなり肩を叩いて「やあ八月君! 久しぶり!」と声をかけてきた彼は正直尊敬に値するよ。人違いの可能性とか考えなかったのだろうか。

その後友人が一人加わり三人でだらだらと歩き回る形に。その友人っていうのも某SNSで知り合って今回で三回目ですかね、会うの。
彼を加えてから久しぶりに大勝軒へ。たまにやっている中盛り無料が殺人的な量になるというあの大勝軒ですよ。二浪…じゃなかった二郎の隣のね。
大学に入ってから「食べるの遅い」と評判になってしまった私ですが、例に漏れず食べ終わるのが最後に…というか他二人は底が見えてきた段階で俺のお椀にはまだまだ半分くらい残っているという状態に。食ってもなくならない。そんな感じ。


実は二人と会って、その後自分はビックカメラアウトレットに寄って扇風機を安く買えないか検討しようと思っていたんですがすっかり忘れて新宿へ舞い戻ってしまいました。
東口に存在するというヤマダ電機を探して、結局紀伊国屋へ。二回の文庫コーナー、確か早川文庫のコーナーにあったポップがどうかしてた。
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』「夢の中で読んだ、ような…」
とかまどか☆マギカの各話タイトル改変。最終話のものだけなかったのが不思議。どうした紀伊国屋。
紀伊国屋で発見したのが『儚い羊たちの祝宴』。
言わずと知れた米澤穂信の短編連作。文庫化してるなんて知らなかった。即購入の運びでそのままほくほく帰ってしまいました。扇風機はまた後でいいか。

とはいうものの、扇風機がないとエアコンをかけても部屋の一部が冷やされるばかりで全然経済的じゃない。扇風機欲しいよ。
私が期待している扇風機の用途、あれ専門というかそれに適した電化製品としては「サーキュレーター」ってのがあるんですよね。高いけど。


とかなんとか

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合鍵からさらに合鍵を作るのは比較的難しいから


まだ引っ越したわけではないですが…

四月一日、引越します。


十八日に家具を揃えて来たのですが、内装はこんな感じ。
(...と思ったら写真を消してしまったみたい)
写真を見た父親の第一声は「病院みたい」でした。
床のフローリングが白いから白で揃えてみたんだよ!


大学に関しては、一浪するも結果は芳しくなく、とにかく東京の大学で全国的に名前が知られている大学だからいいか
と自分を慰める(変な意味じゃないよ)感じの大学


大学に関してまぁまぁ不満はあろうはずもありませんが、取得できる教員免許状がちょっと…
わかっていて受験したのですが、後で取り直す必要があるかどうだか。

在学中に教育学をやることが僕の夢であり目標で、正直なりたい職業はその先にはこれしかないだろうからそれでいいかというもの。本当に教職に就きたいのかは自分でもよくわからないのです。
それを見極める為に大学に行くってのもありますが、

もし、そこでやっぱり教職を目指そうとなったとき、やりたい教科は国語か日本史。でも入学する学科で取得できる免許は「公民」なんです。
やりたい教科でないこと以上に、高校に「公民」の先生なんていました?
僕の学校の公民の先生は非常勤だったと思います。

教職に就きたいと思ったら免許を取り直す必要がある。
その為にはどうしたらいいのだろう。



と、ぐだくだくだを巻くのが自分としてはよくある日記なのですが、整理ということで一つ。

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センター試験を前日に控えた今晩ですが、案外と心は凪いでいます。

僕は私立専願なのでそんなことを言っていられるのでしょうが。
センター試験の結果にそのまま人生を左右される国公立志望の人達とは雲泥の差でしょう。精神衛生的に。


個人的には、センター試験を皮切りに入試が実際に始まるわけで、「いよいよこれからか」といった感じです。

国公立志望の人達にとっては既に一つの到達点が明日の試験というわけですね。「やっとここまでか」と言った感じか、もしくは「ついにやってきたか」と言った感じでしょうか。と、いうかそんな感じだそうです。
センター試験は通過点でもありますが、二次試験のステージに上がれるか否かまで左右されてしまうのでつまり本番。
寮ともなれば色々な進路の人間がいるわけで、国公立の奴等がピリピリしているのはよくわかります。ちょっと無神経に過ぎた生活態度だったかもしれないと自省することしきり。
「センター対策やってねーっ」なんて無神経も甚だしい。そんなのてめぇが私立専願なだけだっての。



去年は国立志望の受験生として勉強した(そのせいで指定校推薦の枠を逃した)わたしですが、当時のセンターに向けた思いが上手く思い出せない。
もしかしたら何も思わなかったのだろうか。
本当にそうかもしれないけれど、それはあんまり考えたくないです。

余談ですが、人間を構成している分子っていうのは数週間で完全に入れ替わってしまうそうで、物理的に僕らは別人なんですね。別人というか別の個体。
どっかに巨大なサーバがあって記憶がクラウド化されているのならともかく、別個体であるこのわたしが去年のことなんて覚えてるわけはないんです。という言い訳。

まぁ、それを考え出すと「わたしは何処に宿るの?」「人の何処を好きになるの?」といったある種究極の問いにつながるわけですが…


センター前日にそんな眠れなくなることを考えても仕方がないのでやめましょう。ただ、人体には再生しない細胞がいくつかあってそれがキーっぽいですよね。



考えるのは明日の天気のこと。
雪降るとか言われてますが、地元ならいざ知らず東京の交通網は雪に弱いと聞くので不安です

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山越え、野越え、谷を越え、

やってきました我が母校。

高校の文化祭に行って来ました。

文化祭に行くのは実は一つのきっかけであり、本当の狙いは顧問の先生に会うことだったのですが。
最近成績も振るわないし、どうにも気分が塞ぎがちだったので。

でも、
うん。

後輩の皆さんの演奏で、元気をもらいましたと言うと安っぽいと言うか恥ずかしいものがあるけど、ちょっと感動しました。

特に、アンコール。

毎回毎回、先生の演出は素敵ですね。
最後の文化祭、最後の演奏、最後の小節を終える、三年生達。

こっちが泣かされるってどういうことなの。

凄い演奏でした。
打楽器の皆んなもえらく上手になってしまって。
自分があまり上手い部類でなかったこともあって、大した指導と言うか、何もしてあげられなかった感MAXだけど、まさかこんなに上手くなるなんて。オジサン嫉妬しちゃうっ///

そんなこんなで最高の時を過ごさせて頂きました。

でも一番礼を言いたいのはもと三年生達だよね。
三年間一緒にやってきた彼らに久しぶりに会ったけど、
励ましてくれてありがとう。三月の定演では俺も大学生になって見せるから!(`・ω・´ )

後輩君達ありがとう!
顧問の先生ありがとう!
同期のみんなありがとう!
焼肉代払わせてごめんね幹事君ありがとう!

ありがとうありがとうありがとう……

全てのみんなにありがとう!

お疲れ様!

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コーヒーに入れるとかなら大丈夫で、ヨーグルトなんてむしろ大好きですが、


牛乳が嫌い。飲めない。


中学に上がる前(身長を気にしていた時期)まではがばがば飲んでいたのですが...

ちなみに小六の春の身体計測では131cmでした 笑
引越し前に部屋を片付けているときに記録を見つけたの。



今朝のご飯はシリアルでした。
もちろん牛乳かけて。



ん?


今日は、早稲田大学軽音サークル新歓12大ライブに行って来ました。

と言うか連れて行ってもらったと言うのか......


お目当てのサークルであったMusic&Movie Gatherin'に時間を合わせて移動。

その通称MMGの前であったYes'We Areも勿論上手かったんですが、MMGは格が違った。否、核が違った。

Gさん「映像としても記憶に残るような音楽を目指しています…ということで、Movieなんです…」
進行「ステージングも含めて音楽を表現したいと」(うろ覚え)
爺さん「あ、それです…今そう決めました」

そう語る彼らの選曲はもう完璧で、ギターさんハジけ過ぎ…

めちゃくちゃ格好よかった!!


ドラムさんだって、Yesの方のドラムと違って部活のM先輩に迫る程。
難しいことを簡単そうにやるのがプロだと言うが…



是非とも来年入りたい!!

そのためには合格しないと...



ライブの後は王将で夕飯を共にしてから僕はその足で栃木へ。
噂には聞いていたけど王将ボリュームありすぎだろ 笑


また機会が合ったらよろしくお願いしますね(^O^)




よし(`・ω・´)
み な ぎ っ て き た ?


次行くのは学祭かなー

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手術を受けて来ました。



医学的に言うと「臀部皮膚腫瘍」というらしく、
家庭の医学的に言うと「おしりにできたできもの」です。

痔ではないぞ。


それを切除して来ました。いきなり。



できもの自体はもう随分と前からあったのですが、最近になって炎症を起こしてしまって…

市の総合病院に行ったら
「これは消えないと思うよ~」
「もう取っちゃおうよ。今日」
とのありがたいお言葉。


わたし「取るって……え?」
外科医「うんメスで。今から」


軽っ!!



そして手術へ。

局所麻酔での手術だったのですが、


あれすげぇ痛いぞ。



麻酔して痛みを緩和してるのに超痛い。


手術痛い。


術中汗かきまくり。


麻酔は? 効いてるの!?



術後もずっとズキズキしております。
てか座れねぇ。


あの……何といいますか。

ひっぷと言うか、柔らかい部位にできた腫瘍でありますからして、円座(ドーナツ型のクッション)が手放せません。



抜糸は四月五日で、その為に一時帰省する予定。

抜糸までは痛むらしい。春期講習どうしよう。


……円座持参?






追記:仰向けはぎり可能。
   寝返りは無理だわ。

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お久しぶりです。
ちょっと受験が長引きまして^^;
と言っても別に終わったと決まったわけではないのですが……


文教大学人間学部人間学科B日程試験に合格しました。

が、正直迷っています。


先日まですっかり浪人して早稲田を考えていただけに迷いがありまして……


このまま文教大学に行くと、進路としては中学社会の先生若しくは福祉の仕事。
学校の先生になりたくて教育学部を志望していたのですがそちらは不合格……

仮に途中で先生じゃない職種(福祉でもない職種)を希望した場合、つまり一般企業に就職活動をする場合、文教って強いの?
ぶっちゃけ、相手にされないようなイメージ。


じゃあ浪人すれば、例えば早稲田に入れるのかといえば保証があるわけでもありません。
むしろ可能性は高くは無い。


自分のやる気と根気を信じてもう一年に懸けるか、妥協して入学するか。




悩ましいな。

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上巳、または重三と呼ばれる桃の節句の日です。
ルイージが喜びそうな節句だ。

この日には雛祭りが行われて、人形が人の代わりとなって穢れを引き受けてくれると言います。

ただし女子に限る。


古くは男尊女卑と言ったらしいけど、そんなことない。
古くからある風習が既に女子専用だもの。都内の電車のようだぜ。



男尊女卑の風潮を作ったのは明治新政府なんじゃないかと密かに睨んでいます。

おのれ明治政府。東北緒藩だけでなく女子の尊厳までも貶めるなんて見下げた奴め。この西洋かぶれが。

「白河以北一山百文」と貶められた怨みは忘れない。
と東北の人は思うらしい。
県民性の薄いと言われる栃木としてはその愛国心はうらやましいことです。


江戸に近く、白河の関の内側に位置する下野の国は、天領である日光の他こぢんまりとした大名が分割して治めていたこともあって、はっきりした文化がないそうなんで。愛国心もないワケです。

「栃木って、台風も津波も地震もないし、住みいい所だよな~」
と嘯く高校生が多い。
まぁ天災が少ないのは本当です。
雷が多いくらいですかね。夏場の停電なんて茶飯事なんで。





雛祭りから脱線し過ぎた……


今晩の食卓には桜餅が出てました。
これ大好きなんだよね。基本あんこ大好きなんで。桜も大好きなんで。


夕飯は散らし寿司だったけど、今となっては雛祭りの意味はこれくらいしか持たなくなっているんじゃないでしようか。

ちゃんとひな人形を出した家はどれくらいあるんでしょ…。

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【卒業式】は実は省略形。
【教科書】が【教科用図書】の省略形であるように。

正確には【卒業証書授与式】というらしいです。


そんな都市伝説。
真実は一つなのか?



卒業式を挙行して頂きました。
例年並みに淡泊で、涙の「な」の字も見当たらない、そんな式でした。

卒業証書授与が終わったあたりで隣の奴が
「もう帰っていいんだろ?」
って呟かれていたのが印象的過ぎて吹いた。




放課後部活の「三年生を追い出す会」を開いて頂きました。
三年生文系の人達は僕を置いて飯食いに行くなんて酷いと思います 笑


結局三年間吹奏楽部やり通しました。
雨にも負けず、風には負けて(電車が止まる)、夏の暑さにも親の冷たさにも負けず、やり通しましたよ。
自分に吃驚です。



先日親に「無理矢理でも部活辞めさせて勉強させればよかった」と言われてしまいました。あはー

やっぱりあきはる落ちたのはきついなぁ。
一緒に採点した奴とそんなに莫迦みたいに差があったワケではないのですが、彼は合格していました。現実ってシビア。


まぁだからと言って十月まで部活やってたことが原因だなんて言えませんよ。だってそうと決まってないから。

「吹奏楽部に入っていなかったら受験に成功したか」
なんてわからない。
わたしは吹奏楽部に入ったんですから。


ただ一つ言えるのは、

「吹奏楽部に入ってなかったら」


こんなに毎日楽しくなかったでしょう。
友達だってできた自信がない。


何かを切っ掛けとして振り返って見ると、何が幸いして何が災いするのか解りませんよね。
人生は全て群像劇。

「入部します」

のたった五文字がどんなに重い一言だったんだか。
まだ解らない。

でも少なくとも今は災いしたなんて思ってません。
多分これからも。

「きっと十年後、この毎日のことを惜しまない。」



まとまらないなー




花束も色紙もありがとう。
三年間どうもありがとう。
辞めた人達もありがとう。
ありがとうありがとうありがとう……

全てのみんなにありがとう!!

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であると捉えないと死にそうです。


今回の受験騒動。
何処かで自分の糧になっているはず。



そんなワケで、国立二次試験と云うことで、【地元国立】であるところの宇都宮大学教育学部学校教育教員養成課程学校教育専攻を受験して来ました。

試験時間は9:00-10:30の一科目のみ。

好くも悪くも堅実な大学ですゆへ、難問奇問の出題はなし。
全て記述式で、字数制限なし。
大問三問で、小説、評論、古文の構成。古文には和歌の口語訳がありました。

手応えとしては、センターがなければ安堵のため息と云うところ。
国語の記述問題なんて久方ぶりですが案外書けるものです。


センター対二次の比率が900:300であるこの大学に端から望みなど抱いていないので、お遊びですね。記念受験。


受験終了後、訪れるのは最初で最後になろう宇大の大学見学と洒落込みました。


大学広い!!


ぎりぎり首都圏の市街地に位置する大学としては破格の広さでありましょう。




そんな宇都宮大学を抱える栃木は県庁所在地宇都宮ですが、予備校が一つもない。


自宅の位置的に宇都宮より遠くには通えません……自宅外浪人フラグ。
東京または大宮に一人暮らししながら浪人……いやぁ想像がつかないなぁ。後期で受かるしかないなこれは。




うちの高校からだって毎年浪人生は出てるはずなんだけど、どうしているんだろう?

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in 関東地方

六日、目が覚めたら雪国になっていたわたしの地元では、結局日がな一日降り続けただけでなく、激しい地吹雪を伴い、首都圏から訪れた観光客の車が路肩に延々と立ち往生している光景が見られたそうな。
文長くてスマン。


川を挟んだ隣の市ではそんなに降らなかったらしいから不思議なものです。



その日僕は帝都東京で新宿駅大冒険をしていました。快晴でした。
受験本番を想定して下見を兼ねて大宮⇒新宿⇒下高井戸の乗り換えを確認。

お上りさんであることを必死で隠すよう痛々しいオーラを醸しながら
「京王新線って何さ!? 京王線は何処さ!?」
と内心バックバク。

狭い日本と言われながら、新宿駅広いなぁ、これ。


結局京王新線と京王線はたいした違いはなく、笹塚の乗り換えを除けば普通に大学に到着。
写真は撮らずにそこから文教大へ下見。


越谷の長閑さ具合は大田原と張るんじゃなかろうか。


その日と翌日は大宮泊で七日八日と本命私学の受験。

思ったより建物古いよ汚いよ。


「イメージがパンフと300゚違う」

とは友人の弁。



受験本番にして魅力三割減。

相対的に駿河台魅力三割増。




(´・ω・`)頑張るよ。

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大学生
自己紹介:
血液型はA。好きな飲み物は微炭酸かコーヒー、紅茶。
右利き。携帯を左手で持つ。


特に好きな作家様

米澤穂信・恒川光太郎・恩田陸・神谷学・瀬尾まいこ・万城目学・西尾維新・紅玉いづき・土橋真二郎・日日日……


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